九州桐箪笥

九州の桐箪笥明治時代から盛んになり、大川の榎津を中心に作られ、その地区によって郷原物、榎津物、中木木室物と呼ばれ、大木町の中溝に田中桐箪笥製作所が一件だけありました…。
 
其々の地区で職人達が技術力を競って、大川の独自な特長のある桐箪笥が造られていました…。
 
現在は、残念ながら九州桐箪笥と呼ばれている安価な桐みたいな家具は全てが偽物で桐箪笥と呼べる物ではありません。
安いベニア合板に中国の安い桐の薄い紙みたいなツキ板を貼ってあります。
 
私達がなぜ安い中国の桐が悪いかというと、桐は植物ですので、中国の汚染された水を体内に吸い上げて育ちます。
材料にするためには、乾燥機に入れて水分を飛ばす訳ですが、水は無くなりますが、汚染物質は残ります。
製品になった後に、桐のアクとして黒くなって出てきます。しかも中国では悪抜きもしていません。しかもその上に漂白剤(中国製の科学薬剤)を塗って輸出していますので非常に危険な材料になって日本に入ってきますので、いくら日本製であっても、中国の安い桐を使いますので、後で偽物の証拠が出てきます。
 
やはり、日本の桐箪笥は、ちゃんとしっかりした作り手から作って貰う方が、安心できますね。
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