no-title

F1020641.jpg

久しぶりに十数年前に購入されたKさんのお宅へ出掛けて行きました。総桐のサイドボードは床の間に飾られています。大切に扱って頂き新品同様です。お気に入りの磁器の先生の作品と共に飾られていました。座卓も総桐の一枚板でこちらはあえて白木で購入されましたが十数年経って本来桐の持つ良い風合いを醸し出していました。

楠のタンス(胴丸型)

F1020616.jpg

今日は久しぶりに配達に行きました。赤楠の胴丸型タンスです。木材商の人の話しだと楠は白楠は沢山あるので大丈夫ですが赤楠はもう伐採禁止になっていますよ。と言われます。そんな希少価値の赤楠のタンスです。ご注文くださいましたYさんご夫婦も出来上がりに大満足頂きました。待ちに待った楠タンスにご満悦そうです。奥様は「将来、孫娘が二人いるので上下分けてプレゼントするの」と嬉しそうに話されました。その時は又宜しくお願いしますね。とお話しされました。 by智恵子

桐里工房、創業100周年記念

桐里工房は、今年で、創業以来100周年を迎えます。明治、大正、昭和、平成と時代と共に、歩ん参りました。その長い年月の技術の積み重ねにうまみと味を表現して、今回の桐里工房の創業100周年記念個展、「百年の桐の仕事展」の開催となりました。
年内に、福岡と、佐賀、熊本の三カ所にて開催のはこびとなりました。
これも、ひとえにお客様各位のご愛顧の賜物と、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後共に、宜しくお願い致します。

木工とファッションの融合、あるいはコラボレーション

家具、木工製品を考える時に、一番苦労するのが販売である。そしてその家具の持つ感性とイメージである。もしその家具を好きな女性はどのような服を纏いそこに据わるのだろうか。
ひょっとしたら家具の好みと洋服の好みには、共通点があるのでは、ないのだろうか? お洒落な家具と洋服が僕には、重なって見えてくる。\(*^☆^*)/

大川の昇開橋

F1010086.jpg

久し振りに、晴れわたる筑後川の昇開橋です〜…。 今日は、少し春霞があり、天山も雲仙岳も霞んで見えます。
大川市内の桐の木も、もうすぐ新芽の膨らみが始まりますね〜…。新しい年輪の始まりです☆\(^δ~)/*

no-title

F1010025.jpgF1010026.jpg

今日の、雲一つ無い晴天の、昇開橋です。その左手には、雪を抱いた天山がそびえています。凄く綺麗ですよね〜。
久しぶりのポカポカ陽気に、愛犬のナツちゃんも、思わずうっとりで〜す〜…。\(^Θ~)/

「職人の家に生まれて」

F1020556.jpg

恐い位に、厳しく、カサカサにひび割れてる父(師匠の武夫)の手が、大晦日の夜と正月の三賀日だけは、優しい手に変わる。その手が無性に器用で、子供達の目の前において披露される。お餅を焼いたり、お節料理を取り分けたりするのだが、その仕草と振る舞いが、殊の外、優しくて品があり、器用に写るのである。仕事をしている厳しい父だけを、毎日眼に閉じ込めている家族には、このような瞬間が不思議に思え、ひたすら父の振る舞いに視線を送るのである。
しかるに母は、父の手助けをするだけで、決して表に出てくる事はなく、いつも、ひたむきな行動であった。
父は、年が明けたら、必ず家族に、「お正月は女は働いてはいかん」、と皆に申し付けて、炊事も洗濯も掃除さえも、母にさせる事はなかったのであるが、それにはそれなりの理由が頑固なまでに、存在していたのだろう。
父と母は、正月の朝には、必ず毎年、真新しい着物と洋服を私達に着させてくれる。
その瞬時に漂う香や、愛情が、まるで揺りかごの中か、母の母体の中に戻った様な錯覚に酔いしれていたものである。
( 後日に、続きます)

桐の可愛い小タンス

F1020516.jpg

今日は北九州のHさんの小タンスのリメイク品を配達に行きました。奥様のお母様の小タンスが蘇りました。京都からご本人様もいらっしゃいまして「まあ!こんなに綺麗になったのですか?」とビックリされました。あと一品の文机も大変綺麗になり「宝物が増えました。」とご主人様もにっこりされました。良い物を選んでいれば又こうして次の世代に受け取ってもらえる喜びが味わえます。しみじみと感じ入りました。by 智恵子

水のオブジェ

F1010012.jpg

静岡市葵区役所の通りにある、水を使ったオブジェです。
先端部から、水が降りてくる時に水模様が見られるのです\(^〓`)/。