約500年という長い年月の歴史ある大川家具、たくさんの職人さんにより生み出された様々な家具があります。
その中でも福岡県の特産工芸品の指定を受けているのが大川総桐箪笥です。
九州地方は雨期が長く、高温多湿の時期が続きます。そのため、湿気から着物を守るため桐タンスが重宝されてきました。また、削り直しもできるため一度買えば何世代にもわたり活用できるため大切にされてきました。
現代でも100年前の桐たんすを修復する機会があります。もちろん洗って削り直しをすれば綺麗に蘇らせることができます。桐たんすは、日本の生活文化とは切っても切れない家具とも言えます。
*この福岡県の特産工芸品は、大川総桐箪笥振興会が定めた、大川の伝統的技法で手作りされた桐たんすです。