桐里工房概要

  • 屋号;   桐里工房
  • 創業年号; 明治45年(1912年)
  • 営業種目; 伝統的総桐箪笥・創作家具製造・販売
  • 所在地;  〒831-0004 福岡県大川市榎津74-3
  • 沿革
    • 1912年(明治45年)
      • 稗田宇一・和一兄弟により創業。半農半工による桐箪笥の製作を始める。当時は職人達が盛んに手造り技法を競っていた頃でもあった。屋号は「稗田木工」
    • 1934年(昭和9年)
      • 稗田武夫が「稗田木工」二代目となる。稗田武夫は独創的な組手(全面七宝)や面取り鉋(ささ面形)を考案。大川桐箪笥、無名の名工と言われた。(生地職人のため品評会等に名前を残さなかった)当時の武夫の弟子は一番弟子に秋良、二番弟子に求、三番弟子に裕輔と章敏
    • 1954年(昭和29年)
      • 現住所に新工房を建設、屋号も「稗田木工所」と改名する。当時は敗戦の影響もあり日本文化は衰退し、桐箪笥の受注は少くなった。年間数棹の制作となるが、気合と情熱を持って制作にあたっていた。
    • 1969年(昭和44年)
      • 稗田正弘(現三代目)が稗田木工所へ入社。兄弟子、章敏と正太郎、師、武夫の目の前で修行を始める。
    • 1982年(昭和57年)
      • 師、武夫が逝去。現代表、稗田正弘が三代目となる。屋号を「桐里工房」とする。
    • 1985年(昭和60年)
      • 新工房社屋を建設
    • 1996年(平成8年)
      • 平成8年8月8日にショールーム「桐蔵」を新設オープン